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輸血準備「いらん」 執刀の山本病院理事長、患者死亡の一因か(産経新聞)
奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃止)で肝臓手術を受けた男性患者=当時(51)=が死亡した事件で、手術を執刀した法人理事長で医師の山本文夫容疑者(52)=業務上過失致死容疑で逮捕=が手術前、看護師から「輸血の準備はしなくてもいいのか」と確認されながら「いらん」などと答えていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
肝臓手術は出血しやすく、事前に輸血用血液を準備するのが通例。県警は、山本容疑者らが輸血の準備を怠ったことが患者を死なせた一因だったとみており、実態解明を急いでいる。 捜査関係者によると、山本容疑者と助手の塚本泰彦容疑者(54)=同=は平成18年6月16日午前10時すぎに患者の肝臓の一部摘出手術を開始。午後1時半ごろまでに肝静脈を損傷させ、患者が大量出血した。 このため看護師が急遽(きゅうきょ)、事務職員を通じて県赤十字血液センター(大和郡山市)に輸血用血液を発注。複数回にわたって取り寄せたが、患者は午後3時40分ごろ出血多量で死亡した。 山本容疑者は、大量出血で患者の容体が急変したのちに病院から姿を消し、死後に戻ってきたことも県警の調べで判明している。 【関連記事】 ・ 山本病院事件 鑑定8医師「良性」 県警依頼「国家試験レベル」 ・ 山本容疑者、肝臓手術は未経験 奈良・患者死亡 ・ 元カテーテル納入業者に有罪 奈良・山本病院事件 ・ 山本病院事件 肝臓手術で死亡を隠ぺいか ・ 福祉を食い物に 山本病院の診療報酬不正受給事件 ・ 山本病院元理事長、6日再逮捕へ=不要手術で患者死亡−業過致死容疑・奈良県警(時事通信) ・ 名古屋ひき逃げ、運転者は20代ブラジル人(読売新聞) ・ 野口さん、シャトル出迎え=エンデバー、宇宙基地に到着(時事通信) ・ 「時効廃止」案 月内にも答申(産経新聞) ・ ほぼ全滅の建物 住民はたくましかった ハイチ援助隊、看護師が報告会(産経新聞)
by fnzd3smmsu
| 2010-02-12 19:27
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